CINDERELLA GRAY

毎日を曇り空のような心で過ごす日々を、ありのままに書いています。世界の隅っこから、愛をこめて。

「自己肯定感が低い」という悩み

「自己肯定感が低い」という悩み

 

私は昔から自己肯定感が低く、なんだか自信のない、どちらかというとおとなしい子供でした。

 

最近になっても、ずーっとこの「自己肯定感の低さ」と闘っており、

 

なんで自己肯定感が低いんだろう~


どうしたら高くなるんだろう~

 

と検索しては落ち込む日々でした。(笑)

 

 

ですが、杉田先生の交流分析の本を読んで、自分の基本的な人との交流態度を知り、違う見方ができるようになりました。

 

それが交流分析でいう、「基本的な構え」というもので、人が幼少期に家庭内で身につける人間関係の作り方の基本のようなものです。

 

 

基本的構え basic positions

 

幼少時に親との間で体験したストロークが主体になって培われた自己と他人に対する態度をいう。

人は、一度ある基本的な構えをとると、それを強化することによって、自己の世界を予測可能な状態にしておこうとする。

そのうち、否定的な(OKでない)構えを確認しようとする行動がゲームとなる。基本的構えは、「基本的立場」とも呼ばれ、次の四つがある。

 

1.私も他人もOKである(自他肯定)

 

2.私はOKでなく、他人はOKである(自己否定、他者肯定)

 

3.私はOKだが、他人はOKではない(自己肯定、他者否定)

 

4.私も他人もOKでない(自他否定)

 

基本的構え basic positions | 交流分析 杉田峰康 (koryubunseki.com)

 

 

私はこの4つの構えの中で、2つ目の

 

2.私はOKでなく、他人はOKである(自己否定、他者肯定)

 

という構えを身につけて今まで生きてきたようです。

f:id:CindellaGRAY:20211208173306j:plainこの構えはうつ病になるような人によくあり、相手ではなく自分を排除しようとしてしまう考えになってしまいます。

 

また、自分の価値が低くなるように、わざと相手から批判されたり排除されるような行動をとってしまうそうです!(転職を繰り返すなど)

 

私も、自分に自信がないので、いじられキャラになったりするとつい安心してしまいます。(笑)

ですが、この構えにいつまでも安住してしまってはいけませんね。

 

 

4つの基本的な構えのうち、唯一健全で理想的な

 

1.私も他人もOKである(自他肯定)

 

を目指していかなければなりません。

 

これは、本人の意思によって、相当な努力と忍耐をもって後天的に身に付けていく態度なんだそうです。修行が必要なんですね。。。

 

まずは自分を信頼するところからでしょうか。自分への信頼、他者への基本的な信頼が生まれることによって、自他肯定の態度ができるような気がします。

 

自他への信頼感は、自分への自信にもつながっていきますね。