考察「ハウルの動く城」より、ハウル青年の恋物語③
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※ネタバレ注意
目次
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1、ハウルとソフィをくっつける、荒れ地の魔女の魔法
~恋するソフィとハウルの再会~
2、お城(ハウルの心)にソフィを招く
~成長していくハウルの心~
3、サリマン先生(母)にソフィを紹介する
~“ハウル(息子)はあんたに渡さないわよ?”~
4、ハウル青年の過去
~ありのままの姿を見せたら、愛される~
5、戦争と、悪魔の契約の秘密
~守りたい家族ができたんだ~
6、カルシファーに水かけちゃった事件
~成長していく家族の絆~
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3、サリマン先生(母)にソフィを紹介する
~“ハウル(息子)はあんたに渡さないわよ?”~
ソフィにすっかり心を許し、「戦争なんて行きたくないよ~」と愚痴をこぼすハウル。
そんな弱気なハウルに、ソフィは
「だったら王様に直接言ってやればいいじゃない!」
なんて強気発言。(笑)
そこでひらめいたハウルは、ソフィと一緒にサリマン先生の宮殿へと向かうのでした。
ハウルにとって、サリマン先生はどんな存在でしょうか?
作中に叔父の存在しか出てこないので、両親不在のハウルにとっては、育ての母のような存在なのではないのでしょうか?(と仮定します)
つまりハウルはお母さまに、ソフィを紹介しに行くのです!
(わあ~~どきどき)
宮殿までの長~い階段を上り、やっとサリマン大先生とご対面。
ソフィの強気に便乗し、ハウルも真正面からツッコミます。
はい、サリマン先生、お怒り。(笑)
ソフィにハウルの真の姿(ソフィが知らない側面)を見せ、手放そうとさせます。
ハウルの闇の部分、心に住む魔物の姿です。
(あんたにハウルは渡さないわよ~~~!)
間一髪、サリマン先生の魔力から逃れた二人ですが、交渉決裂、どこまでも追われる身になってしまったのでした。
ソフィの帽子に矢が刺さっていたの、怖かったですね。
先生の本気度がうかがえます(笑)
………4へ続く