CINDERELLA GRAY

毎日を曇り空のような心で過ごす日々を、ありのままに書いています。世界の隅っこから、愛をこめて。

考察「ハウルの動く城」より、ハウル青年の恋物語③

11/4

 

考察「ハウルの動く城」より、ハウル青年の恋物語

※ネタバレ注意

 

2に続き、ハウル恋物語を書いていこうと思います。

 

目次

―――――――――――

1、ハウルとソフィをくっつける、荒れ地の魔女の魔法

  ~恋するソフィとハウルの再会~

2、お城(ハウルの心)にソフィを招く

  ~成長していくハウルの心~

3、サリマン先生(母)にソフィを紹介する

  ~“ハウル(息子)はあんたに渡さないわよ?”~

4、ハウル青年の過去

  ~ありのままの姿を見せたら、愛される~

5、戦争と、悪魔の契約の秘密

  ~守りたい家族ができたんだ~

6、カルシファーに水かけちゃった事件

  ~成長していく家族の絆~

―――――――――――

 

3、サリマン先生(母)にソフィを紹介する

  ~“ハウル(息子)はあんたに渡さないわよ?”~

 

ソフィにすっかり心を許し、「戦争なんて行きたくないよ~」と愚痴をこぼすハウル

そんな弱気なハウルに、ソフィは

 

「だったら王様に直接言ってやればいいじゃない!」

 

なんて強気発言。(笑)

 

そこでひらめいたハウルは、ソフィと一緒にサリマン先生の宮殿へと向かうのでした。

 

ハウルにとって、サリマン先生はどんな存在でしょうか?

作中に叔父の存在しか出てこないので、両親不在のハウルにとっては、育ての母のような存在なのではないのでしょうか?(と仮定します)

 

つまりハウルはお母さまに、ソフィを紹介しに行くのです!

 

 

(わあ~~どきどき)

 

 

宮殿までの長~い階段を上り、やっとサリマン大先生とご対面。

ソフィの強気に便乗し、ハウルも真正面からツッコミます。

 

はい、サリマン先生、お怒り。(笑)

 

ソフィにハウルの真の姿(ソフィが知らない側面)を見せ、手放そうとさせます。

ハウルの闇の部分、心に住む魔物の姿です。

 

(あんたにハウルは渡さないわよ~~~!)

 

間一髪、サリマン先生の魔力から逃れた二人ですが、交渉決裂、どこまでも追われる身になってしまったのでした。

 

 

ソフィの帽子に矢が刺さっていたの、怖かったですね。

先生の本気度がうかがえます(笑)

 

 

………4へ続く