ダブルバインド
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ダブルバインド
最近、心理学の中でも人生脚本やゲーム分析にはまっていまして、エリックバーンさんの難解な本をちまちまと読み進めています。
エリック・バーンの本から読み始めるのも、なかなか難しいです(笑)
でも、なんとなく内容は分かるようになってきた気がします。
そして、今日読んでいた内容で引っかかったのが、「追い詰め」というゲーム
自分でもこのゲーム自体はちゃんと理解しきれていないので、解説もできないのですが。。。
このゲームが、G・ベイトソンの“ダブルバインド”と同意義らしい、ということが分かりました。
“ダブルバインド”って聞いたことあるでしょうか?
これは私も最近知ったのですが、1つの命令と、それに矛盾することが同時に起こる、非常にストレスフルな状況です。
想像するだけでも、頭がこんがらがってきそうですよね(笑)
例えば、お腹が空いて今にも死にそうな子供を目の前にして、「このおにぎりを食べろ」と言われる、とか?
ちょっと違うかもしれない。でも、心の中ですごい葛藤が起きてしまい、どうしようも出来なくなるような状況。たいへんです。
これ、自分でも自覚しながら体験したこともあるんですけど、本当にキツイです(笑)
どうにも解決できないし、動けなくなります。
真面目で優しい人は、何とかしようと必死で頭をひねくり回すかもしれません。でも、そもそも解決方法は無いのです。
こういう環境にいると気付いたら、(たぶん自分でもどうにも出来ないので)心がおかしくなる前に(逃げられたら)逃げた方がいいです。
ダブルバインドじゃなくても、心を捻じ曲げたままにしていたら、いつか病気になってしまいますよね。
G・ベイトソンは、ダブルバインドてきなコミュニケーションが統合失調症の原因になると言っています。
心の葛藤は、目に見えない、大きな負担です。
正直に、ありのままに生きていられることが一番健康だな、とつくづく実感します。