CINDERELLA GRAY

毎日を曇り空のような心で過ごす日々を、ありのままに書いています。世界の隅っこから、愛をこめて。

ダブルバインド

11/11

 

ダブルバインド

 

最近、心理学の中でも人生脚本やゲーム分析にはまっていまして、エリックバーンさんの難解な本をちまちまと読み進めています。

 

エリック・バーンの本から読み始めるのも、なかなか難しいです(笑)

でも、なんとなく内容は分かるようになってきた気がします。

 

そして、今日読んでいた内容で引っかかったのが、「追い詰め」というゲーム

自分でもこのゲーム自体はちゃんと理解しきれていないので、解説もできないのですが。。。

 

このゲームが、G・ベイトソンダブルバインドと同意義らしい、ということが分かりました。

 

 

ダブルバインドって聞いたことあるでしょうか?

 

これは私も最近知ったのですが、1つの命令と、それに矛盾することが同時に起こる、非常にストレスフルな状況です。

想像するだけでも、頭がこんがらがってきそうですよね(笑)

 

例えば、お腹が空いて今にも死にそうな子供を目の前にして、「このおにぎりを食べろ」と言われる、とか?

ちょっと違うかもしれない。でも、心の中ですごい葛藤が起きてしまい、どうしようも出来なくなるような状況。たいへんです。

 

これ、自分でも自覚しながら体験したこともあるんですけど、本当にキツイです(笑)

 

どうにも解決できないし、動けなくなります。

真面目で優しい人は、何とかしようと必死で頭をひねくり回すかもしれません。でも、そもそも解決方法は無いのです。

 

こういう環境にいると気付いたら、(たぶん自分でもどうにも出来ないので)心がおかしくなる前に(逃げられたら)逃げた方がいいです。

 

 

ダブルバインドじゃなくても、心を捻じ曲げたままにしていたら、いつか病気になってしまいますよね。

G・ベイトソンは、ダブルバインドてきなコミュニケーションが統合失調症の原因になると言っています。

 

 

心の葛藤は、目に見えない、大きな負担です。

 

正直に、ありのままに生きていられることが一番健康だな、とつくづく実感します。